八十八夜(はちじゅうはちや)

八十八夜は、立春から数えて88日目。

春から初夏へと移り変わる時期で「八十八夜の別れ霜」と言われるように、この頃から霜が降らなくなり、気候が暖かく穏やかになっていきます。

八十八夜は「農の吉日」

「八十八」は「米」の字になり、「八」は、末広がりで縁起がよいことから「豊作祈願」田植え、種まき等の準備や夏へ向けての準備をするのに最適な日。

「夏も近づく八十八夜〜♪」という『茶摘み』の歌があります。

「八十八夜」は新茶の芽を摘む時期でもあり、縁起の良いこの日に摘んだお茶は格別とされ、不老長寿の縁起物と言われています。

このように「雑節」には、「自然との共生」から根付いた「生活の知恵(日本人の精神性)」が、たくさん詰まっています。

2023年の「八十八夜」は、5月2日です。

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