観命学【公式】

観命学(かんめいがく)は、日本由来の干支暦を元に、年月日(時)の干支を出し運命を占う陰陽五行や数理などの森羅万象を土台とした京中山家に伝わる家学であり、京中山家六代当主でもある貴嶺殿廿九世宗家がその伝統を継承し今に伝えている。

観命学は古神道と同様、何千年も前から自然と共にあり真理を伝えてきた学問である。

四柱推命や易など俗に占いといわれているものの元になっている学問でもあります。

観命学について

まず観命学では一人の人間の「運」の総量は決まっているという考え方を理解していただきたいと思います。
基本的に人は生まれた時点ですでに自分の持ち分のようなものが決まっているという考え方を前提に観命学は運勢というものを捉えています。いいかえると自分の持ち分以上に何かを得ようとした場合、又は得た場合、そこに歪み(犠性)が生じると考えるのです。
自分がこの世に生を受けた本来の目的、使命、役割り、そこで成すべき行動など、これ等のことを正しく識る手掛かりとして、そして自分自身に対する理解を深める指針として観命学は存在するのです。

観命学で一体何がわかるのか?

占いというと何かを“当てる”ことを目的とするようなイメージを一般的にはもたれているようですが、果たして占いで何かを“当てる”ことができるのでしょうか?答えは“否”です。予測したことが結果として当たることはあったとしても、まず占いは“当てもの”ではないということを識っていただかなければなりません。
人には変えられないものが確かに存在します。
自分自身が生まれながらにして授かったエネルギー(氣)=「宿命」は変えようがありませんが、しかしそれをどの様に使うかは個人の生き方の問題なのです。観命学の究極の目的とするところは「宿命を正しく消化することによって霊格を上げる」ということなのです。
「霊格」を上げるとは、具体的には各個人それぞれが与えられた使命(天命)に気づき、本来の自分に課せられた役割を全うするということです。宿命(氣のエネルギー)を正しく使うことによって内なる魂も次元を上げることが可能になるのですが、その為には内観という行為が大切になります。宿命の消化とは、自分が本当の自分の人生を生きるということであり、自分らしく生きるため、そして本来の自分というものを知るためにこそ観命学(占い)は活かされるべきものなのです。いいかえるならば観命学(占い)とは自分を大過なく送るための人生の指針(コンパス)や設計図のようなものであるのです。宿命の中での自分の運の総量を知るということなのです。 ですから正しく自分の宿命を識り、宿命を正しく消化し、結果として、自分の分に合った幸福を得るためにこそ観命学(占い)を用いるべきなのです。

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