「啓」開く、開放、導く。
「蟄」隠れる、閉じこもる、虫が土の中に籠もる。
「啓蟄」とは、春の暖かさを感じ「冬籠りしていた虫たち(蟄)」が「動き出す(啓)」季節のこと。
春の氣が本格的に動きだすことで、日も長くなり、一雨降るごとに気温が上がり、少しずつ春に近づいていく。
日差しも徐々に暖かくなり、虫だけでなく私達のやる氣も出てくる時期でもある。
日本では、この時期に物事が終わり、新たに始まる。
我々日本人は、知らず知らずに季節の流れに寄り添いながら生活しているのを感じます。
令和五年癸卯三月六日
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